徒然なる日記

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2005年12月26日(月) 晴れ
GANDUMSEED DESTINY FINAL-PLUS感想
ガンダムSEED DESTINY「選ばれた未来」感想発信する!!!


10月に“ほとんどブツ切りに近い形”で最終回を迎えてから、はや2ヶ月。
賛否両論(つーかほぼ“否”だと思いますがw)巻き起こる中、公式サイトより発表されたのが

「内容は最終話を中心に全50話を再編集し、そしてなんと!
この激動の最終話のアフターエピソードが描かれます。」


・・・・・ぶっちゃけ、早い話が最終回のやり直しですよwww


とはいえ、小職も“デス種”にはネタアニメとして、随分楽しませてもらいましたし(爆
(もちろん放送開始された頃には、こんな気持ちにさせてくれるとは思ってなかったですがw)
あまりにあまりな最終回だったので、少しは期待するところもあるのが本音です。

が、、、それを見事に裏切るのも福田負債なので、
視聴にあたり、“過剰な期待はしない”という気持ちも当然忘れてはなりません(笑


でわでわ前置きはこれくらいにしてレビューの方をにいきたいと思います。



番組の構成ですが、公式サイトの紹介文には上に書かれているのは、
『全50話を再編集』との事だったのですが、
実際見てみると、『ほぼ50話のみ再編集アフターエピソード(約10分)という構成でした。


番組はレイによる、旧約聖書・創世記の「蛇の誘惑」の一説を引用した語りから始まります。
何の意味でここにその一説を持ってきたのか、福田負債の真意は小職にはもちろん測りかねますw

第50話で展開される戦闘がどのような経緯で行なわれたのかを約3分間でまとめたのち
TMRの歌う「vestige」にのせ、新OPに入ります。つーかもちろん一回限りですが(笑

本編では、ストフリの初陣で挿入歌として「vestige」が使われていましたが
OPに持ってきても、以外に違和感がないんですわ。
某2人組の、微妙なテンポの曲に比べるまでもなく、全然こっちのほうが良かったです。

なぜガンダムスタッフの方々は、その事実に製作時に気付かなかったのでしょう・・・・・
OPに「vestige」を持ってくることにより、少しはストーリーに重みをつけることが出来たでしょうに。。。


ほぼ以前の使いまわしなのですが、何点かOPの新規カットをご紹介。


初っ端からやはりこの二人、シンは完全に度外視されてます。


忘れてはならないルナマリアさんとシスコンw。ルナマリアさんの右手の敬礼がいー感じです。


兄貴とマリュー艦長、後ろの絵の揺れはヤハリ気になるとこですか???




ちょ・・・・・ちょっと待て!!!(゚Д゚ )
もちろんヤバい箇所(笑)はリボン?で隠してありますが、このカットはどーなんですか!?
はっ!!!放映時間がどの地域も夜中になってしまったのは、これが原因ですか???

ただし残念ながらルナマリアさん萌えの小職としては、このサービスカット見ても嬉しくないんですけどね。
これがラクスでなく、ルナマリアさんだったら恐らく出血ものだったでしょーが(爆
ちなみにこれでは、アスランとカガリは(ルナマリアさんとシンもですが)完全に前座扱いです。
どーして負債はここまでキラ×ラクマンセーにしたいのかが、相変わらずわかりません。


と、OPからこんな感じでした。




で、レクイエム攻略戦のほうですが、50話に使われていたカットに若干追加があり、
セリフについても少し追加(変更?)されてた感じです。

エターナルを懸命に防衛するイザークとディアッカのシーンでは、

「えぇーーい!いい加減にっ!フリーダムは何をやっている!?」
「なんだよ、助けてほしいのか?」
「違うわ!バカ者!!!」

息のあったコントは健在です。


ヒルダの乗るドム、ディアッカのザク被爆シーン、これもなかったですね。
撃墜された訳ではないですけどね。


そしてルナマリアさんとアスランの再会及び戦闘シーンについていえば


第50話:「邪魔をするな!君を討ちたくなどない!!!」
          ↓
総集編:「下がれ!君を討ちたくない!時間がないんだ!!!」

に変わってました。まぁ小さな違いなんですけどね。


あと小職が好きなシーンはブチ切れしたシンに対し、種割れしたアスランがルナマリアさんを守るシーンw

「だから世界はもう変わらなきゃいけないんだ!だからオーブは討たなきゃならないんだ!!!」
「シン・・・・・」
「ふざけるな!!!そして全てを壊し未来も殺す!お前が欲しかったのは本当にそんな世界か!力か!」
「だけど・・・だけどーーー!」
「シン!!!もうやめて!アスランも!」
「うわあぁぁぁぁ!ステラァ!マユゥ!やめろーーー!!!」
「この馬鹿野郎っっ!!!」

50話ではなかったステラとマユの名前を叫ぶところ。
これはシンの錯乱状態を表現する意味で、良かったんじゃないかなって思います。
でもやっぱこのシーンは何度見てもいいですwルナマリアさんが死なずにすみましたしね(爆


で、、、キラが要塞内部に潜入し、議長と対峙する場面ですが・・・・・


あれ((;゚Д゚)???


アスランまで潜入してるし!?


やはり福田負債。。。
最後の場面にはキラ一人ではなく、キラ×アスでないといけない訳ですか( ;´Д`)
ゆーても、アスランを登場させたとこで別に話の展開に絡ませた訳でもないでもない訳ですよ?
“ただ登場させたかった”そんな意図が見え隠れする場面でしたねw


はい。ここからがようやくアフターエピソードとなります。


ザフト要塞を討ったオーブ陣営。
あとはお決まりのラクス教祖のバックミュージックにのせて、ザフト軍に対し停戦を呼びかけます。
大画面に教祖の顔が映し出されるものですから、インパクトも抜群。サブリミナル洗脳効果もバッチシですw


停戦に賛同したザフト・オーブ両軍の戦艦から次々と帰還信号が打ち上げられ、
過酷な戦場が、花火大会さながらの風情ある風景に大変身ですw


さすがアスラン!撃墜したルナマリアさんシンのことはちゃんと忘れてなかったんですね!
確かにこの二人、あとでどーやって帰還するのかな〜って気になってたもんですから(爆


えーっと、カガリの新規追加セリフ(そもそも今回セリフ)ってあったっけ?
ホントに影の薄い存在となってしまいました。。。
やっぱり彼女はMSに乗らないとダメなのか???
つーか乗ったら乗ったでウザいだけだし、落ち着くとこに落ち着いたって感じ?(爆


ラクス教祖に至っては、プラントの要請を受け本国に帰還する(よーするにザフト代表)とのことですが
なんですか?このカットは???

いよいよザフトが“ラクス帝国”として生まれ変わろうとする瞬間ですか!?
イザークなんてこれだとまるで親衛隊長(てか、そーなったんだろう)ですよね。
シホも一回もセリフなかった割にはいいポジションゲットしてますし。
きっとラクス教祖の元、判断采配ミスなしの最強無敵帝国を創りあげられることでしょう・・・・・



んで後日談。
ようやくちょっち小職が見たかったカットが出てきました。


アスランシンルナマリアさんメイリンの集合カット(嬉
こーゆーのが早く見たかったんですよ!!!


ちゃんとルナマリアさんメイリンが再会出来てて良かったです♪
ホーク姉妹の邂逅もちゃんと50話の中でまとめろっちゅーねん!!!(爆

オーブの慰霊碑を訪れ、冥福を祈る4人。しかし未だ辛い思い出(つーかマユ)を忘れることが出来ないシン。


そこへトリィとともに現れたのは、完全無欠カップル。
ラクス様、カガリでさえここに登場しないのに、
忙しいであろうはずの激務の間をぬってまで、この場に来ることが出来るとはさすがです。


「シン、彼がキラだ。キラ・ヤマト」
「えっ?」
「フリーダムのパイロットだ」
「えぇっ?」

・・・って誰も教えてなかったかい!!!


握手を求めるキラ、そして戸惑いながらもそれに応えるシン。

「あ、あの、俺・・・」
「いくら吹き飛ばされても、僕らはまた花を植えるよ。きっと」
「それが俺たちの戦いだな・・・・・」
「一緒に戦おう・・・」



「はい・・・」


泣きながら答えるシン。ちょっとホロリときました。
多分、シンが一番欲しかった言葉じゃないでしょうか。

壊す力ではなく、守ろうとする力、立ち上がろうとする力、それがここにきて
ようやくシンも悟ることができ、真の成長はここから始まるんだと思います。
(つーか物語が終わってからじゃおそいんですけどねw)


そして別々の道をあるいていくそれぞれのカップル達。
ラクス様はキラに寄り添いすぎだろ!みたいなことはもーここでは言いません。突っ込み疲れしますからね(笑


アスランメイリンも、どーやらカップリング成立してるみたいで、ここでも一安心♪
カガリにはかわいそーですが、やっぱこれが自然な(途中強引に軌道変更されたけど)展開ですよ。


この二人も穏やかな笑顔になれて良かったかな?
ブチ切れてルナマリアさんを困らせるよーなことはしないでほしいものですw



以上、文章も絵も多くなってしまいましたが、これにて本当にデス種レビューは終了ですね。
てか、なんでこの展開を50話の中に組み込めることができなかったのか、本当に残念でなりません。

いくら途中の展開がダル過ぎて、話が面白くなくなりつつなってたとしても(爆
最後、あんな終わり方で終わらせず、今回の展開を最終話で持ってくることが出来れば
あそこまで叩かれることはなかったんじゃないでしょうか?(それでも駄作という人は多々いるでしょうが)

少なくとも小職的にはこの展開は全然オッケーですよ。割ときれいにまとめた感じも見受けられますし。
やっぱ最後は主人公3人?でちゃんと締めないとダメですよ



一番ラストのカットです。
ラクス様が廊下をイザークを引き連れ、ザフト官僚どもに敬礼をさせながら颯爽と歩いているのですが
これはホントにラクス帝国化を彷彿とさせます・・・・・多分この時点で議長になってますよね。。。



・・・・・この流れだと『第三部』がありそーな気がして非常にこわいです(笑



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